ハイヤーとタクシーの顧客へのアプローチ方法について

ハイヤーとタクシーの異なる点は、利用用途や料金設定だけではありません。この他にもこの双方には異なる点が多々ありますので、この違いを知ることでもっとこの双方の異なる点が分かり、ケースバイケースによって使い方を変えるのも良いかもしれません。

この二つのいわば配車サービスについての異なる点ですが、まず第一に顧客へのアプローチ方法が異なります。アプローチ方法と言われて少しどういうことなのだろうと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。このアプローチ方法とは、要するにハイヤーとタクシーを利用してもらう為にどのような方法でお客様にこの配車サービスを知ってもらうことができるのか、ということになります。

まずタクシーについてですが、みなさんご存知の通りタクシーは基本的には街中を自由に走っている車です。タイミングが合えばそのタクシーを拾い、目的地まで運んでくれるサービスです。つまり、どのタイミングでもお客様にタクシーを見つけてもらえるようなアプローチ方法を取っています。具体的にはタクシー会社によって多少異なる点はありますが、一般の車と異なり誰でも見つけやすく目立つ色やロゴを使用した車を作り、街中を走っていてもすぐに見つけてもらえるという企業努力を行っています。

それではこのような顧客へのアプローチ方法を採用しているタクシーとは異なり、完全予約制のハイヤーのアプローチ方法はどのような方法なのでしょうか。完全予約制という配車サービスですので、まず街中で走っている車を見つけてもらうタクシーとは真逆で、特に目立った色の車や変わったロゴなどを大々的に街中の人にアピールする必要がありません。

ハイヤーはアピールするどころか、タクシーとは真逆のアプローチ方法を採用しており、目立たたないブラックの車のみを扱っている会社がほとんどと言っても決して間違いではないでしょう。それではなぜタクシーとは真逆で目立たない車を取り扱っているのでしょうか。

それはハイヤーの場合、一般的に会社役員の送迎やVIPの送迎などに使われることが多く、予約する顧客も企業の方などが多いのが現状で、タクシーのような派手な車ではなく、ハイヤーのようなブラックを基調とした車でないと入れない場所も多く存在している為です。特段目立つ車を使用することが避けられているのです。このように、この二つの配車サービスは利用用途が異なり顧客からのニーズも異なりますので、アプローチ方法も異なるというわけです。